1. 主要ページへ移動
  2. メニューへ移動
  3. ページ下へ移動

お役立ちブログ

記事公開日

最終更新日

限られたスペースを有効活用!狭いオフィスを広く・快適に使うためのアイデア7選

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「うちの事務所、なんだか狭くて雑然としているな…」
「もう少しおしゃれで働きやすい空間にしたいけど、何から手をつければよいかわからない」
そんなお悩みを抱えている総務・人事担当の方は多いのではないでしょうか。

実は、事務所が狭いと感じる問題は、単なる「スペース不足」だけが原因ではありません。レイアウトや家具の選び方、色使いや収納の工夫次第で、同じ広さでも驚くほど快適でおしゃれな空間に変えることができます。
狭いままでも、従業員が気持ちよく働けるオフィスを実現することは十分可能なのです。

本記事では、狭い事務所が抱える課題と、その解決に役立つおしゃれな改善アイデアを7つご紹介します。


 

そもそも「狭い事務所」とはどのくらいの広さ?

オフィスの「狭さ」を解消するための第一歩として、まずは自社のオフィスが客観的に見てどの程度の広さなのか、基準を把握することが重要です。

法律上の最低基準と、従業員が快適に働くための推奨基準の2つの側面から解説します。

法令上の最低基準(労働安全衛生法など)

日本の法律(労働安全衛生法の「事務所衛生基準規則」第2条)では、労働者を常時就業させる室の気積(空気の体積)について、労働者1人について「10立方メートル以上」と定められています。

これを一般的なオフィスの天井高(約2.5m)に換算すると、1人あたり約4平方メートル(約1.2坪)の床面積が必要になります。

ただし、この数値にはデスクやキャビネット、通路などの設備面積も含まれているため、この最低基準ギリギリの広さでは、実際には極めて狭く、窮屈な事務所になってしまいます。

推奨される一人あたりの面積の目安

一般社団法人日本オフィス家具協会(JOIFA)や主要なオフィス家具メーカーの基準によると、従業員が快適かつ生産的に働くために推奨される「1人あたりのオフィス面積」の目安は、一般的に約3坪(約10平方メートル)とされています。

この「3坪」には、個人のワークスペースだけでなく、会議室や通路、受付などの共有スペースも含まれます。
したがって、オフィス全体の面積(坪数)を在籍人数で割った値が「3坪」を下回っている場合、あるいは「2坪(約6.6平方メートル)」に近づいている場合は、レイアウトの工夫や運用の見直しが必要な「狭い事務所」といえます。

狭い事務所が従業員にもたらすデメリット

事務所が狭い状態を放置することは、単に「居心地が悪い」という問題だけにとどまりません。
従業員のメンタルヘルスや企業の生産性、さらには安全面にも深刻な悪影響を及ぼす可能性があります。

ストレスになり、集中力・生産性の低下につながる

人間には、他人に侵入されると不快に感じる「パーソナルスペース(一般的に半径1m前後)」が存在します。
事務所が狭く、隣や前後の席との距離が近すぎると、常に他人の気配や視線を感じることになり、無意識のうちにストレスが蓄積します。
また、電話の声やキーボードの打鍵音などの雑音が耳に入りやすくなり、業務への集中力が著しく低下し、結果として生産性の低下を招きます。

社内コミュニケーションが取りにくくなる

「狭い事務所の方が、距離が近くてコミュニケーションが活発になるのでは?」と思われがちですが、実は逆効果になるケースの方が多いのです
スペースに余裕がないと、ちょっとした雑談や相談の声がオフィス全体に筒抜けになってしまいます。

これにより、「周りの邪魔になるかもしれない」「プライベートな相談がしづらい」と従業員が萎縮してしまい、結果として社内のコミュニケーションが希薄になる原因となります。

安全面・衛生面のリスクが高まる

狭い事務所では、通路に書類や荷物が溢れがちになります。これは、地震や火災などの災害時に避難経路を塞ぐことになり、消防法上の観点からも非常に危険です。
また、デスクが密集している空間は、インフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染症が蔓延しやすい衛生上のリスクも抱えています。

さらに、収納不足によるホコリの堆積は、アレルギーなどの健康被害を引き起こす要因にもなります。

狭い事務所をおしゃれにするアイデア7選

限られたスペースであっても、設計や家具の選び方、運用の工夫次第で、驚くほど広々と見せ、おしゃれで快適なオフィスに生まれ変わらせることができます。

ここでは、すぐに実践できる7つのアイデアをご紹介します。

アイデア①レイアウトを見直して動線と開放感を生み出す

狭い事務所を広く見せる鍵は「動線の整理」と「視線の抜け」です。
デスクを対向式(島型)に並べる従来のレイアウトだけでなく、壁に向かってデスクを配置する「同向型」や、視線が交差しないレイアウトを取り入れることで、心理的な圧迫感を軽減できます。
また、メインの通路幅は人がすれ違える「1.2m〜1.6m」を確保し、それ以外のデッドスペースを極力なくすことで、すっきりとした印象を与えられます。

アイデア②高さを意識してオフィス家具を選ぶ

オフィスに入った瞬間の開放感を左右するのが、家具の「高さ」です。
高さのあるキャビネットやパーテーションは、光や視界を遮り、空間をさらに狭く見せてしまいます。
家具を選ぶ際は、目線よりも低い「ロータイプ(高さ1.2m以下)」を中心に選定しましょう。

オフィス全体を見渡せるようになり、視覚的な広がりが生まれます。どうしても高さのある収納が必要な場合は、壁面に寄せて配置し、壁と同系色にすることで圧迫感を抑えられます。

アイデア③カラー・配色の工夫で視覚的に広く見せる

インテリアにおける「色彩効果」を有効に活用しましょう。
壁や天井、面積の大きいデスクの天板などには、光を反射して空間を広く見せる「ホワイト」「ライトベージュ」「ライトグレー」などの明るい膨張色を採用するのが鉄則です。

一方で、ブルーなどの「後退色」をアクセントクロスやパーテーションに部分的に取り入れると、奥行きを感じさせる効果があります。
逆に、黒やダークブラウンなどの重厚な色は、空間を狭く見せる「収縮色」となるため、狭い事務所ではポイント使いに留めるのが無難です。

アイデア④照明を工夫して明るくおしゃれな雰囲気をつくる

天井から蛍光灯で均一に照らすだけのオフィスは、平坦で狭い印象を与えがちです。
おしゃれな事務所にするためには、照明による「立体感」の演出が効果的です。

壁や天井を照らす間接照明(コーブ照明やコニス照明)を導入すると、天井が高く、空間が広く感じられるようになります。
また、全体照明を少し落とし、デスク手前をスポットライトやタスクライトで照らす「タスク・アンビエント照明」を取り入れると、ホテルのようなモダンで落ち着いた雰囲気を演出できます。

アイデア⑤省スペース家具・多機能家具を取り入れる

限られたスペースを有効活用するために、1台で2役以上をこなす多機能家具や、可変性のある省スペース家具を導入しましょう。
たとえば、以下のような家具がおすすめです。

  • ネストテーブル…使わないときは重ねてコンパクトに収納できるテーブル。
  • 収納付きベンチ…ミーティング用の椅子でありながら、内部が書類や備品の収納スペースになっているもの。
  • フォールディングテーブル…キャスター付きで折りたたみができ、必要に応じてレイアウトを自由に変更できるテーブル。

アイデア⑥フリーアドレスを導入して座席スペースを最適化する

固定席をなくし、空いている席を自由に使う「フリーアドレス」の導入は、省スペース化に極めて有効です。
特に、テレワークや外回りが多い企業の場合、全員分の固定席を用意するのはスペースの無駄になります。

出社率を考慮し、たとえば「社員数の70%」の座席数に設計し直すことで、余ったスペースをリフレッシュエリアや打ち合わせスペースとして有効活用できるようになります。

アイデア⑦一つのスペースを複数の用途に活用するマルチスペース設計

「会議室」「食堂」「休憩室」「個人ワークスペース」など、用途ごとに専用の部屋を設けるのは、狭い事務所では困難です。
そこで、1つのスペースを時間帯や状況に応じて使い分ける「マルチスペース(多目的エリア)」を設計しましょう。
たとえば、普段は「リフレッシュスペース(休憩室)」として使い、ミーティング時には「カジュアルな会議室」に、集中したいときは「個人ワークスペース」として活用します。
可動式のパーテーションやキャスター付きのホワイトボードで仕切るだけで、簡単に用途を切り替えられます。

狭い事務所の改善に関するFAQ

総務・人事担当者様からよく寄せられる、事務所の狭さ改善に関する疑問にお答えします。

Q1.費用をかけずにできる改善策はありますか?

A1.最も費用対効果が高く、すぐに実践できるのは「徹底的なペーパーレス化と断捨離」です。
オフィスが狭くなる最大の原因の一つは、増え続ける書類や使われていない備品です。
不要な書類を廃棄し、スキャナで電子化してクラウド保存に移行するだけで、大型の書庫(キャビネット)を数台分削減できます。

これだけでも、数十万円の家具購入や工事をすることなく、劇的にスペースを広げることが可能です。
また、乱雑な配線をケーブルカバーでまとめるだけでも、視覚的なすっきり感が格段にアップします。

Q2.オフィス移転を検討すべきタイミングはいつですか?

A2.以下のような状況に該当する場合は、レイアウト変更などの工夫だけでは限界に達している可能性が高く、オフィス移転を本格的に検討すべきタイミングと言えます。

  • 従業員が増加し、1人あたりの面積が「2坪(約6.6平方メートル)」を下回ったとき。
  • ペーパーレス化やフリーアドレスを導入しても、なお座席や会議スペースが不足しているとき。
  • 荷物や書類が通路に溢れ、避難経路の確保(安全性の担保)が難しくなったとき。
  • 「狭さ」が原因で採用活動に悪影響が出ている、または従業員の離職率が高まっているとき。

Q3.改善の相談はどこにすればよいですか?

A3.オフィスの改善は、部分的な家具の買い替えだけでなく、全体の動線設計や電気・配線工事、デザインの統一感が重要になります。
そのため、オフィスのレイアウト設計から内装工事、家具の選定までを一括してサポートしてくれる「オフィスデザイン・内装施工会社」や、「大手オフィス家具メーカー」に相談するのがベストです。
無料でのレイアウト提案や、現状のスペース診断を行ってくれる会社も多いため、まずは現状の不満点をリストアップして相談してみることをおすすめします。

まとめ

狭い事務所であっても、「レイアウトの工夫」「視覚効果(高さ・カラー・照明)」「多機能家具の活用」「フリーアドレスやマルチスペースの導入」といったアイデアを取り入れることで、おしゃれで働きやすい快適な空間へと劇的に改善することができます。

まずは費用のかからない「ペーパーレス化」や「不要な備品の整理」から始め、段階的にレイアウト変更や家具の買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。

従業員がのびのびと働き、企業の生産性を高めるオフィスづくりを、ぜひ総務・人事の立場から推進していきましょう。



オフィスクリエイト運営委員会/リブロ君監修

この記事を書いた人

オフィスクリエイト運営委員会/リブロ君監修

オフィス環境や豆知識、働き方に関する最新情報を随時お届けしています。

Xでもオフィスに関わる情報を発信しています!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

お問い合わせ

何から始めれば良いか分からないオフィスのお悩みも
リブレストが計画段階から丁寧にご支援いたします。まずはお気軽にご相談ください。

お電話でのお問い合わせ

03-5809-3348

9:00~17:30 ※土日・祝日除く